お金のこと

【保険】生命保険を解約しました。あなたの保険は本当に必要な保険ですか?

2021-06-20

注意

個人の命に間接的に関わってくるかもしれない話なので、私の話を全て鵜呑みにしないようにください!

自分自身の状況とこれからのライフ設計をしっかり考えてみてください!

こんにちは、ろきです

いきなりですが、私は加入していた生命保険を解約しました

それは就職して社会人となったときに

言われるがままに入ってしまった保険です

私としては自分で考えて取捨選択をしたつもりでしたが

振り返ってみると不要なものが多いことに気が付きました

結論から言うと、生命保険をやめるリスクよりもメリットの方が大きいからやめました



現在加入している保険

ここで私が現在加入している民間の保険を挙げてみます

  • 生命保険(月1万円程度) → これを今回解約しました
  • がん保険(月千円程度)
  • 個人年金保険(月8千円)
  • 積立保険(月5千円)
  • (参考)自動車保険(年間約8万円

全て別の大手会社で入っています

お人よしが過ぎるとよく言われます

「早くから入っておくとお得だよ」

「社会人として親御さんに心配かけないようにしっかりしなきゃ」

なんて色々言われて「うんうん、そうだよな」と流されてしまった結果です

確かに言われていることは正しいし、嘘ではないんだけど

自分にとって必要なのかということをちゃんと考えていませんでした

今一番「過去の自分をぶん殴りたい!」と言える案件がこれです

ちなみに一年前まではさらにもう一つ生命保険に入っていました……

生命保険を解約した理由

もう一度結論を言うと、生命保険をやめるリスクよりもメリットの方が大きいからやめました

私のような20代で貯金が無い人にとって、早くから保険に加入するメリットよりも、保険料の支払の分を貯蓄に回す方がよっぽどメリットが大きいと気が付きました

私のこと

まず、簡単に私のことを話しておきます

  • 20代男性
  • 夫婦二人暮らしで共働き
  • 通勤は車で毎日片道60km以上を往復
  • 貯金はまだ年収の半分程度
自己紹介します

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▲ 私がどんな人間か簡単に書いてあります。

解約した生命保険について

解約した生命保険の補償内容ですが

死亡保険金:2,500万円

(内2000万円が三大疾病に支払い可)

入院日額:1万円

就業不能への備え:月20万円

ざっくり書くとこんなもので

私としては万全に備えたぞ、というつもりでした

しかし、色々考えてそうでもないと気が付きました

死亡保険金について

結婚していますが、子供はまだいません

貯金はほとんどありませんが、共働きのため、私が急に亡くなっても妻はなんとか生きていけるでしょう

さらに、その場合は遺族年金も出ます

そのため死亡保険金は不要です

子供が出来たらまた考えますが、その時は死亡保険金にのみ特化したネット保険を検討しようと思っています

入院への備えについて

入院の備えは加入当初5千円でしたが

私は長距離の車通勤をしているため

交通事故等による怪我のリスクがあると思い、生命保険でしっかり備えておこうと思い

1万円に増やしていました

しかし、よく考えてみると交通事故で生命保険が必要なことはほとんどありません

たしかに生命保険に加入していれば、治療や入院をしたとき、働けなくなったときに保険金がもらえるわけですが

加入していなければどこからも何も貰えないというわけではありません

交通事故で相手の過失であれば相手方の「自動車保険」から治療費が出ます

また、相手が自動車保険に加入していなければ

相手の「自賠責保険」に被害者請求するか、国の「政府保証事業」に請求するか

自分の自動車保険の「人身傷害保険」を使うか

ということも考えられ、何かしらで治療費等をもらうことができます

また、万が一自分の過失で事故を起こしてしまったとき

相手の怪我については自分の自動車保険から治療費等を支払いますし

それで自分が怪我をしてしまったときは自動車保険の「人身傷害保険」から保険金を受け取れます

参考

ちなみに、この「人身傷害保険」は、等級に影響しない保険であり

例えば、自損事故で人身傷害保険のみを利用したときなどは、等級は下がらずに保険金を受け取れます

それぞれの保険の内容については詳しく説明しないので、気になる人はご自分でしっかり調べてみてね

生命保険はそれらの保険金に加えて後から治療費や見舞金等がもらえるもので

確かにもらえたら嬉しいものですが、無ければ無いで死ぬほど困るものではありません

「必ず要るものではない」、つまり「必要」ではないのです

でも急に治療費がかかるってなっても払えないよ、と思うかもしれませんが

保険金も治療費等を支払ったあとにしばらくしてからもらえるお金です

そのため、一度は自分で支払わなくてはなりません

払えないなんて言えないんです

要するに、緊急時に困らないように普段から貯金等で備えをしておかなくてはならないのです

病院で支払う治療費について

日本ではほとんどの人が公的医療保険として健康保険に入っているため

病気やケガで病院に行っても窓口で払う必要がある自己負担額は原則3割となっています

そのため、何十万、何百万といきなりかかることはないので貯金があれば対応できます

もし、3割でも高額な支払いになってしまったときは

自己負担限度額を超えた金額が後から戻ってくる

高額医療費制度もあります

これについては「限度額適用認定証」というものを

あらかじめ交付してもらっておけば

窓口で支払う金額は初めから先ほどの自己負担限度額で済みます

例えば、標準報酬月額が26万円以下の人であれば自己負担限度額は57,600円ですので

総医療費100万円の治療を受けたとしても

限度額適用認定証を持っていれば、窓口で支払う金額は

3割の30万円ではなく

57,600円の支払いで済みます

大きな違いですよね

これなら貯金が100万円もあれば支払いに困ることはなさそうです

就業不能の備えについて

万が一働けなくなったとき

収入がいきなり0になるわけだから金銭的に困りますよね

そう思って付けた特約でしたが、よくよく考えるとこれも不要なものでした

確かに怪我や病気で働けなくなったときに少なくなった収入を支えてくれるものとして素晴らしいと思いますが

これには1つ欠点があって、精神的な問題で働けなくなったときに適用されないものが多いのです

今の世の中ですから、急なうつ病で働けなくなる方が増えています

私も毎日仕事に行きたくないと思いながら仕事に行っていますので

そのリスクは多分にあると感じています

しかし、そういった精神的な病気で働けない場合には

就業不能の保険が適用されなかったり、期間が短かったりとするわけです

特約を付けるときによく確認しなかったのが悪いのですが

私の保険も適用外になっていました

ですので、それらには貯金で備えるしかないわけです

結局貯金で備えるなら、怪我や病気のときもそれで対応できるように備える方がいいよね

と思ったわけです

つまり、一定の条件でしか役に立たない保険にお金を払うのであれば

その分を万能な貯金に回して、備える方が良い

ということで、就業不能の保険は不要だと考えました

年収の半分の貯金があれば怪我や病気だけでなく

倒産で職を失うなどの不測の事態にも十分対応できます

また、健康保険の傷病手当からも少しですがお金をもらえます

保険について

でも私貯金無いから後からでも何でも良いからお金を貰いたい、という人もいると思います

しかし、これは私個人の考えですが

貯金が無いから万が一に備えて手厚い保険に加入

毎月高い保険料を払う

結局貯金ができない

幸せなことに健康で過ごしてきたため、保険金も貰えない

といったことが残念ながら貯金が出来ない原因だと思っています

生命保険は怪我などに対する備えとして確かに有用だと思いますが、あくまで限定的な備えです

それ以外の急な出費などには役に立ちません

しかし、貯金は違います

貯金は自分のすべてのお金の問題に対する備えになります

なので、まず優先すべきは貯金なのです

貯金が十分にできて、家計に余裕ができたら保険でさらに備えるという様に

保険はあくまで保険として、余裕ができてからでも遅くないと思います

 

そうした理由から、私はまず生命保険を解約しました



まとめ

今更言っても仕方ありませんが、月1万円だと4年間で約50万円払ってきたわけです

それを悔いるのではなく、ここまで健康に生きてこれたのはそのおかげだと思い込んであきらめることにします

ですがこれからは

「生命保険に入っているから安心」ではなく

「何があっても大丈夫なくらい貯金があるから安心」となれるように

貯金をしていきたいと思います

どうしても保険が必要なときや

保険を本当に「保険」として備えることができるくらい

貯金が出来て、生活に余裕が出来たならば

また保険を検討したいと思います



番外:保険はギャンブル

私は学生の頃、パチンコスロットなどのギャンブルにハマっていました

それらの仕組みはみんなからお金を回収して

その一部を運がよかった人に分配していくものです

そこに利益が生まれるから経営ができているわけです

当時は運が悪い人が悪いと思って楽しんでいましたが

やり続けていると気づくことがありました

それは運が良かった人と悪かった人の割合の差が大きいことです

感覚的には運が悪い人が8割です

では運が良い人が2割かというとそうでもなく

それ以下なんですよね

そのほとんどがお店の儲けという感じです

そして、これって保険も同じだなと気づいたんです

多くの人から保険料としてお金を集め

不幸に見舞われた人にお金を渡してあげる

これだけ見ると助け合いの精神みたいで綺麗に見えますが

実際にはたくさんの民間の保険会社が存在し

都内や駅前の一等地にビルを持っていて

たくさんのCMや広告を出して

たくさんの人を雇って

そんな経営をしていますよね

つまり保険会社が、それができるくらい利益を得ているということです

「私たちが支払っている保険料から」です

単純に保険料と支払った保険金の差で設けているわけではなく

それを元手に運用して収益を得ているということは分かっていますが

それでも儲けすぎじゃないかと思うわけです

人の弱みに付け込んだ商売をしている人たちの食い物になっている気がしてしまいます

そんなわけで、ギャンブルをやめたように民間の保険もやめようかなと思ったのです



  • この記事を書いた人

ろき

会社員男性(簿記2級取得➔経理担当に!)/29歳/雑記ブログ「ろきろぐ」運営/2021年6月開設/妻と娘と3人暮らし(new)/趣味:新しいことに挑戦すること、筋トレ/【iPadが勉強に最適だって伝えたい】 【取得資格等】 ①日商簿記2・3級 ②全経簿記1級 ③FP3級 ④TOEIC820点 【全てiPadを活用して勉強】

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