ジムに通ってみたいけれど、
「何から始めればいいか分からない…」
「周りの目が気になる…」
「続けられるか不安…」
そんな不安を持つ初心者の方はとても多いです。
そこで本記事では、ジム初心者が迷わず一歩踏み出せるよう、以下を分かりやすくまとめました。
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ジムに通うメリット・デメリット
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ジムの選び方
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初心者が守るべきマナー
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おすすめのトレーニングメニュー
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挫折しないためのコツ
本記事を読めば、明日から迷わずジムに通い始められます。
実際に私自身もジム初心者から始め、半年で体型が大きく変わりました。
あなたも必ずできます。
保存版として繰り返し使えるガイドですので、ぜひブックマークしてお役立てください!
ジム初心者でも安心!まずは知っておきたいこと
「ジムに行きたいけど何から始めていいか分からない…」そんなあなたに、ジム通いの基本からステップごとに解説します。
もしかしたらジムに行ったことがない人は、ジムは筋肉ムキムキの人が行く場所だと思っているかもしれません。
確かにマッチョはたくさんいますが、彼らも初めからそうだったわけではありません。
自分の環境に合わせたジム選びを行い、トレーニングを継続することで、あなたもその1人となることができます。

不安を解消して筋トレ継続!
2. ジムに通うメリット・デメリット
まずはジムについて、メリット・デメリットと、その対策を解説します。
ジムは、自宅トレーニングにはない多くの魅力があります。
「運動するための空間」に身を置けること自体が大きなメリットです。
メリット ✅
- 専門的なマシンや器具が使える
- 雨や気温に左右されず、いつでも運動できる
- トレーナーやレッスンで正しいフォームを学べる
- モチベーションを維持しやすい
- 健康や体型改善に直結
- 仲間ができると継続しやすい
デメリット ⚠️
- 月会費や交通費などコストがかかる(対策:通いやすいジムを選ぶ)
- 人目が気になる(対策:初心者は多く、誰も見ていないことを理解する)
- マシンの使い方が不安(対策:最初はスタッフに聞くか、Youtubeで予習する)
- 混雑や待ち時間がある(対策:時間帯を調整する)
メリットとデメリットを見て、どう思いましたか?
その人のライフスタイルや考え方によってそれぞれの捉え方が変わると思います。
例えば、都会に住んでいて、電車に乗ればたくさんのジムに行くことができる人にとっては、自分の好きな雰囲気のジムや有名なトレーナーのいるジムに通うことができて、その選択肢が狭い人と比べてメリットが大きいですが、その反面、交通費が多くかかることや、都会ゆえに月会費が高くなることもあります。
しかし、地方に住んでいて、近くにジムがないため、車で時間をかけて通う必要がある人にとっては、ジムに行くこと自体が継続しづらく、モチベーションが保てない可能性があります。
そのため、人によっては自宅でトレーニングをする方が、ジムでトレーニングをするよりメリットが大きい人もいます。
そんな中、最近ジムに通う人が多いのはなぜでしょうか?
理由は色々と考えられますが、例えば、デメリットであるはずの月会費がかえって筋トレを継続するためのモチベーションにつながっていることもあります。
契約してお金払っているから行かないともったいない!という気持ちが、心理的にジム通いを継続させ、結果的に筋トレを続けられているということです。
これは会費制ジムのある意味メリットともいえるかもしれない部分です。
また、夕方の仕事帰りや学校帰りなどのピークタイムに混雑や待ち時間があるジムであっても、そもそも子育てや仕事で早朝や夜遅くにしか行けない人にとってはデメリットになりえません。
ようはメリットもデメリットも捉え方次第ということです。
あなたにとってのメリットとデメリットを整理し、あなたが少しでもメリットが大きいと感じられるならば迷わずジムに通いましょう!
不安の多くは、慣れれば解消します。
3. ジム初心者向けの失敗しないジムの選び方|通いやすい環境が最重要
初心者が最初に重視すべきは以下の3つです。
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通いやすさ
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マシンの使いやすさ
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混雑状況
自宅・職場からの距離は最重要
遠いジム=行かなくなる最大の原因。
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片道10分以内 → 理想
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片道20分以内 → 許容
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片道30分以上 → ほぼ継続不可
まずは自宅か職場、どちらから通うことが多いかを考えましょう。
初心者のうちは、近いところで確実に継続していくことが大切です。
距離が遠いことで、一度行くのをためらってしまうと、次からも自分の中で何かと理由を付けて行かなくなります。
そのため、物理的に近い場所を第一候補にしましょう。
「行ける場所」より 行きたいと思える場所を選びましょう。
マシンの種類と台数をチェック
特に初心者が使うのは以下:
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ベンチプレス(パワーラックやベンチ台)
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ラットプルダウン
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チェストプレス
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レッグプレス
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ケーブルマシン
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ダンベル(〜35kgあれば十分)
ヘビーユーザーが多い「ゴリゴリ系」ジムは初心者が気後れしやすいです。
その反面、そういったジムのマシンは数が多く、質も良いものが設置してあることが多いという点もあります。
また、初心者のうちは、マシンが豊富でもかえってどれを使ったらよいか迷ってしまいます。
最低限、上の基本的なマシンとダンベルゾーンがあるジムを選べば問題ありません。
料金・営業時間・サポート体制
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深夜や早朝に行きたい → 24時間ジム
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正しいフォームを学びたい → パーソナル or トレーナー常駐ジム
無料体験は必ず行い、以下を確認しましょう:
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清潔感はあるか
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スタッフの対応は親切か
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ロッカー・シャワーは使いやすいか
「通っている自分」を想像して決めると失敗しません。
料金は自分の住んでいる地域のジムで比較してみましょう。
もちろんパーソナルになるとどうしても料金が高くなりますが、トレーナー常駐のジムなら料金帯はあまり変わりません。
体験入会で雰囲気や設備をチェックしましょう。
例えば、私のように田舎に住んでいて、かつ子育てで時間があまり取れない人の場合、自宅から通える範囲にあって、かつ早朝や夜間も営業している「24時間ジム」という選択になります。
また、24時間ジムなどの月契約のジム以外にもマシンがそろっているジムはあります。
例えば、市営の体育館などに併設してあるトレーニングルームなど、安いところは1回数百円から利用できます。
契約の縛りもないため、実際に使ってみないと出来るか不安な人はまずは市営ジムで経験してみるのもいいかもしれませんね。
4. ジム初心者が守るべきマナー
ジムでのマナーは初心者に限らず全員が守る必要があります。
初心者はそのマナーを知ることで不安が解消されるでしょう。
難しいことはありません!
ジムは公共の場所で、そこにある器具はみんなのものだと考えて行動すれば基本的にはOKです。
いくつか具体的なマナーを紹介します。
マシン使用後は汗を拭き取る
衛生面の基本です。
備え付けのタオルやペーパーで 必ず清潔にしてから移動する。
誰にも見られていなくても、次に使う人のことを考えてきれいにしましょう。
順番待ちのルールを知る
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ベルトや水などが置かれていたら「使用中」
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スマホを長時間触らない(休憩は1〜2分)
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声かけは一言
例:「あと何セットですか?」
ジムはみんなが気持ちよく使う場所です。
特にインターバル中にスマホを長時間見ている人は、周りの人から「何しに来てるの?」と思われ、不快感を与えてしまうかもしれません。
声掛けは相手の集中を乱してしまう可能性がありますので、タイミングには注意が必要です。
そのため、正直、あまり声かけはおすすめしません。
使いたいマシンを長時間使用されているときなど、声をかけたいときもあると思いますが、もめ事の原因となる可能性があります。
基本的にスタッフに相談するのが無難です。
音・香り・荷物の配慮
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ダンベルやバーベルを床に投げ捨てない
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香水を付けすぎない
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床に荷物を広げない
「自分がされて嫌なことをしない」が原則です。
ちなみに、SNSでよく海外の方がバーベルを投げ捨てる動画も見られますが、床がそのために補強されており、それが当たり前の場所であるからできることなのです。
日本の多くのジムでは禁止されていることが多いですが、ジムのルールを確認してください。
また、トレーニングを始めると、少しずつトレーニングギアが増えてきて荷物も増えますが、ロッカーから使うときだけ持ってくるか、リュックや小さいバッグに入れてまとめて持ち運ぶようにしましょう。
私はダイソーの小さめのカゴにトレーニングノートとギア、飲み物を入れて持ち運んでいます。
NGな服装
ジムでのNGな服装はジムごとに明記されていることが多いです。
ここでは一般的な24時間ジムでNGとされる服装を紹介します。
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露出が多すぎる服(マナーや衛生面で問題)
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装飾品が多い服(ボタンなどがマシンへひっかかり故障やケガにつながる)
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ジーンズ(座面への色移りや金具によるダメージの可能性)
- 不潔な服(ジムの衛生環境を悪化させ、不快感を与える)
細かい部分はジムによって異なりますが、とにかく自分の安全・器具の保全・周囲への配慮の3点を満たさない服装は避けるべきでしょう。

マシン等は使用後にしっかり拭きましょう
5. 初心者でも安心!基本トレーニングメニュー

初心者はまず 全身をバランスよく鍛えることが重要です。
まず覚えたい基本の5種目
| 種目 | 鍛える部位 |
|---|---|
| スクワット | 太もも・お尻 |
| ベンチプレス | 胸・肩・腕 |
| デッドリフト | 背中・脚 |
| 懸垂orラットプルダウン | 背中 |
| ベントオーバーロウ | 背中・腕 |
重量は 10回できるギリギリの重さを選びましょう。
フォームが崩れる重量はNGです。
初心者向け全身トレ(週2)
例:火曜・土曜
| 種目 | 回数 |
|---|---|
| スクワット | 8〜12回 × 3セット |
| ベンチプレス | 8〜12回 × 3セット |
| ラットプルダウン | 10〜12回 × 3セット |
| チェストプレス or ケーブル | 10〜12回 × 2セット |
| レッグプレス | 10〜12回 × 2セット |
| 腹筋 | 適量 |
初心者向け PPLメニュー(週3)
PPLとはPush(押す種目)、Pull(引く種目)、Leg(脚の種目)の3分割で行うトレーニングメニューです。
例:月:Push(胸・肩・三頭筋)→ 水:Pull(背中・二頭筋)→ 金:Legs(脚)
Pushの日
| 種目 | 回数 |
|---|---|
| ベンチプレス | 8〜12回 × 3セット |
| ショルダープレス | 8〜12回 × 3セット |
| ダンベルフライ | 10〜12回 × 3セット |
| サイドレイズ | 10〜12回 × 3セット |
| ケーブルプレスダウン | 10〜12回 × 3セット |
Pullの日
| 種目 | 回数 |
|---|---|
| 懸垂 | 可能な回数×3セット |
| ラットプルダウン | 8〜12回 × 3セット |
| ワンハンドダンベルロウ | 10〜12回 × 3セット |
| ケーブルロウ | 10〜12回 × 3セット |
| リアデルトフライ | 10〜12回 × 2セット |
| インクラインダンベルカール | 10〜12回 × 2セット |
Legの日
| 種目 | 回数 |
|---|---|
| スクワット | 8〜12回 × 3セット |
| ルーマニアンデッドリフト | 8〜12回 × 3セット |
| レッグプレス | 10〜12回 × 3セット |
| レッグカール | 15〜30回 × 3セット |
| インナー/アウターサイ | 15〜30回 × 3セット |
6.ジム初心者が挫折しないためのコツ
最初の1ヶ月の目標は「慣れること」
体が変わる前に
心が折れるのが初心者あるある。
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重量増加は目標にしない
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週2〜3でOK
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15〜20分でも行けば勝ち
焦らずにまずは身体を慣らしていきましょう。
まずは軽い重量で丁寧にセットをこなすことを目標にしましょう。
完璧を求めず「まず始める」ことが大切です。
成長を実感する記録のつけ方
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重量と回数を記録
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自撮りでフォーム比較
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週ごとに振り返る
「できるようになった」ことで続けたくなります。
トレーナーがいない場合は、自分で正しいフォームに修正する必要があるため、写真や動画のような記録は重要です。
また、身体への効き具合を記録しておくと良いでしょう。
トレーニングごとの感想は自分に合ったフォームや種目を見つけるために役立ちます。
他人と比べず、自分のペースで成長することが理想です。
重さよりフォームを重視
フォームが崩れた状態で重い重量=
怪我+効率が最悪。
最初の3ヶ月は次を徹底:
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反動を使わない
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可動域を広く
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ゆっくり下ろす(ネガティブ動作)
同じ重さ・回数でもフォームによって使われる筋肉が異なることがあります。
例えば、ベンチプレスで鍛えたいのは大胸筋ですが、悪いフォームだと肩や腕にばかり負荷がかかることがあります。
どこの筋肉を鍛えるトレーニングであるかを意識しながらやってみましょう。
7.よくある質問(FAQ)
週何回通えばいい?
理想は 週3~4回です。
しかし、慣れない間は 週2回でも十分です。
厚生労働省のHPには、健康づくりのための身体活動・運動ガイドが掲載されており、その中では疾病発症及び死亡リスクに関する報告を考慮し、「週2~3日」を運動プログラムの推奨値として設定しています。
どれくらいで体が変わる?
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2〜3ヶ月 → 見た目が少し変わる
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6ヶ月 → 周りから気づかれる
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1年 → 完全に別人
身体はすぐには変わりません。
継続がすべてです。
「千里の道も一歩から」
「ローマは1日にして成らず」
これらのことわざのように、小さな努力の積み重ねが重要であり、理想の身体は一朝一夕では完成しません。
どうせ続けるなら目標を高くもって楽しく続けましょう。
プロテインは必要?
プロテイン(タンパク質を多く含んだ飲料)は「サプリ=補助食品」です。
はじめのうちはコンビニでコーヒーや炭酸飲料を買う代わりに飲む意識でOK。
まずは食事でタンパク質を摂取するように意識しましょう。
8. まとめ|完璧じゃなくていい。まず一歩。
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近くて通いやすいジムを選ぶ
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全身をバランスよく鍛える
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マナーを守れば怖くない
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続けることが最強の武器
あなたの挑戦は、すでに始まっています。
挫折しない最大のコツは
頑張りすぎないこと。
最初の一歩は小さくていい。
未来のあなたは、きっと誇らしい。
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